第17回 : 「色選びでもう迷わない!カラーが与える心理効果」
- popkit
- 2025年8月18日
- 読了時間: 4分

POPを作るときに色選びが難しい…とお悩みの方も多いと思います。
そんな声にお答えしまして、今回より3回連続でカラーについてのプチレッスンをお届けいたします!
カラー選びは決してセンスではありません。3回のレッスンを全部ご覧いただくと、色使いへの苦手意識がなくなるはず!
第1回の今回は「カラーが与える心理効果」について。
色にはそれぞれ意味があり、同じデザインのPOPでも色を変えるだけで受ける印象が全く変わるのです!
たとえば、こちらの例を見てみましょう。
あなたは、AとBのPOP、どちらが安く見えますか?


Bを選んだ方が多いと思います。
それではなぜAよりBのほうが安く見えたのでしょうか。
★色から受ける心理効果を知ろう!★
みなさんはこの図を見たことがありますか?
学生時代に勉強したかもしれませんね。
これは色を環状に配置したもので「色相環(しきそうかん)」というものです。

色が少しづつ変わり循環する色相環は、
「暖色」「寒色」「中性色」の3つに分かれます。
ではそれぞれの心理効果を見てみましょう!

赤から黄にかけては「暖色」と言われます。
エネルギーが強くポジティブな活力を感じます。暖色を見ていると交感神経が活発になり、実際に体温が上昇したという実験結果もあります。
赤はパワフルで情熱的。勢いや安さを感じ、オレンジ・黄に近づくほど親しみやすい印象になります。
【暖色を使ったPOP例 1】
暖色は行動したくなる効果があるため、「勢いを伝えたい!」「安さを伝えたい!」「今買ってほしい!」など強い行動を促したい時に使うと効果的です。

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ラクラク!定番POPセット by アルファ 他
【暖色を使ったPOP例 2】
暖色は「温度の高さ」を感じる色なので、寒い気温の中で暖かさを求める冬のPOPによく使われます。身体をあたためてくれる食事や、雑貨などを訴求するときに効果的です。

↑このPOPに使ったセット↑
冬に使えそうな暖か素材 by ゆーみん☆彡

青から水色にかけては「寒色」と言われます。
見ているだけで冷静になれる、クールな印象の色です。青は信頼感、水色に近づくほど涼しげでさわやかな印象になります。
鎮静色である寒色を見ることで、心身がリラックスして副交感神経が優位に働き、実際に体温が降下するという実験結果もあります。
【寒色を使ったPOP例 1】
水色をベースにした涼しげなPOPは、清涼感を与えてくれます。暑い気温の中で涼しさを求める夏のPOPによく使われます。
「水」「冷たい」「うるおい」を伝えたいときにはぜひ使いたいカラーです。

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ラクラク!涼味POPセット by アルファ
【寒色を使ったPOP例 2】 青は信頼感を伝える色なので、医療系など、信頼感を伝えたいサービスのPOPによく使われます。清潔感もあり、印象をよくするのに効果的です。

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歯科医院のPOPセット by konaka

寒色と暖色に挟まれている紫・緑は「中性色」と言われます。寒暖のイメージを感じない色です。同じ中性色でも、紫と緑では色の意味が違うので、受ける印象が変わります。それぞれ見ていきましょう。
【中性色「紫」を使ったPOP例 】
紫という色には、大人っぽく高貴で落ち着いていて、神秘的な印象があります。ラグジュアリーなサービスや、和菓子や着物などの和のPOPにぴったりです。
日本でも古来から紫は特別な色とされてきました。淡い紫には疲労回復効果があるとも言われています。

↑このPOPに使ったセット↑ ラクラク!お彼岸POPセット by アルファ
【中性色「緑」を使ったPOP例 】
緑という色は、癒し・安らぎ・安心・安全・健康ナチュラルな印象があります。自然の植物などを連想させ、疲労回復効果もあるので、リラクゼーション系にはぴったり。エコやオーガニックなど環境への配慮や安全性を訴求したい時に使うのも効果的です。

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フードロスPOPセット by アルファ
【簡単テク!パッケージのカラーをPOPに】
商品のパッケージの色は、プロのデザイナーがその商品の特徴を伝えるための色選びをしています。そんな商品のPOPを作るときには、パッケージに一番多く使われている色をPOPのテーマカラーにしましょう。
商品の印象を損ねることがなく、コーナー全体に統一感が出て遠くから見ても目を惹きます。
また、飲食店や生鮮食品の場合はその食材から想像できるカラーを使うと良いでしょう。(いちごフェア=赤やピンク など)

いかがでしたか?色から受ける心理効果を知ることで、POPを作るときの色選びの参考になるのではないでしょうか?
全3回続くカラーシリーズ、次回は配色についてのお話です。お楽しみに!