今回のプチレッスンは「よくあるNGPOP集」の第2弾をお届けします!
Before & Afterで改善バージョンもお見せしていきますので参考にしてくださいね。
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【NGパターンその1】
背景と文字が混ざってごちゃごちゃ
背景一面に模様があるようなデザインの場合、その上に文字をのせると、目に入ってくる要素がごちゃまぜになってとても読みづらいPOPになってしまいます。
背景の上に、角丸四角の図形を配置しました。その上に文字を配置します。背景が薄くなったことで随分読みやすくなりました。背景の模様の雰囲気を活かしたいときには、図形を半透明にするとオシャレな雰囲気に仕上がりますよ。こちらの例では透明度を80%にしました。
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【NGパターンその2】
商品の雰囲気とPOPの色が合っていない
秋の限定スイーツ、さつまいものタルト!レイアウトは悪くないけど、なんだか商品とPOPの雰囲気が合っていない気がする…。
色味と背景を変えてみました。
・秋を連想させるオレンジ
・さつまいもを連想させる紫
この2色をテーマカラーにして配色にすると、同じレイアウトなのに格段に商品の雰囲気に合っています!さらに、秋らしさを感じるイラスト装飾も加えることによって、季節感が倍増。
商品とPOPのイメージを合わせたい時には、「商品の色」「パッケージの色」「食材の色」「季節の色」などからテーマカラーを1~2色決めて作るのがおすすめです!
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【NGパターンその3】
文字の比率が極端に細長い!
このコピーはどうしても1行で入れたい!そんな思いが強いあまり、細長い文字が詰め詰め状態に!読みにくい~!
100%の比率の文字を、横幅の比率を縮めて細長くしたものを「長体」と呼びます。スペースの都合で100%の比率で入らない場合、少しだけ長体にするのはいいですが、例のように極端に比率を変えると、大変読みづらくなってしまいます。そんなときは「1行にするべき」というルールから外れてもいいので、読みやすい比率で2行にしましょう。とにかく「POPは読みやすいが正義」なのです!
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【NGパターンその4】
すべての文字要素が太い
太めのフォントはPOPに迫力が出るし、使い勝手が良い!でも、すべての文字を太くするとなんだか重々しい感じ…。
一番言いたいことを太字のままで、その他の言葉は細いフォントにしました。
太いフォントや存在感の強いフォントは、一番伝えたいものに絞って使いましょう!
強調した部分に視線が集まり、より伝わりやすいPOPになります。黄色い下線も追加してさらに存在感UP!このように、フォントのメリハリを意識すれば、POPクオリティが1ランクアップしますよ。
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少しの改善でPOPは見違えるほど伝わりやすくなります!
ぜひ参考にしてくださいね!
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