第5回 : AIを使ってPOP作り!Chat GPT活用法
- 4月20日
- 読了時間: 10分

※本記事は、2023年12月に公開された記事を2026年4月に加筆修正したものになります
世の中、AI活用が急速に進んできていますね。みなさまは普段、AIを活用されていますか?

近年、AIは一般人にもすっかり身近な存在になってきました。
「Chat GPT」「Gemini」「Claude」等の生成AIサービスは、質問をするとまるで人間と会話しているかのように、自然な言葉で答えてくれます。
使うのに専門的な知識は全くいりません!うまく活用できれば、いろんな時間を効率化できるようになるんですよ。
さて、そんなAIはPOPやチラシ作りにも活かせるのでしょうか?
今回、POPKITチームで「Chat GPT」を使って試してみました!
(他の生成AIでも同じように活用できますので、お使いのAIで試してみてくださいね)
~まずはChat GPTの基本知識から!~
■Chat GPTはどうやって使うの?
ネットが利用できるパソコンまたはスマホ(ChromeやSafariなど)があればOK。
↓登録は公式サイトから↓
アカウントを作れば、早速利用できます!

■Chat GPTはお金がかかる?
基本的に無料で利用できます。有料版もありますが、POPのコピーや企画を考えてもらう用途であれば、無料版で十分に活用できます。
~さあ、Chat GPTをPOP作りに活かしてみよう!~
★Chat GPT活用 その1★
「キャッチコピーや文章を考えてもらう」
最近ではChat GPTでPOPの画像そのものを生成することもできますが、いきなり画像生成から始めるのはおすすめしません。 見た目のインパクトだけに頼ったPOPは、お客様に伝えたいことがぼやけてしまいがちだからです。
まずは「誰に、何を、どう伝えたいか」をしっかり整理することが大切。そのための第一歩として、Chat GPTにコピーや文章を考えてもらうところからはじめましょう。
↓この画面から、質問(プロンプト)を入力します↓

まずはこんな質問を入力してみましょう。
ここでポイントは、Chat GPTがどんな立場からコピーを考えるかです。
ここでは、「花屋の店員」として考えてもらいましょう。

あなたは花屋の店員です。お客様がクリスマス向けのポインセチアを買いたくなるようなキャッチコピーを、20文字で3つ考えてください。
そうすると、こんな答えが返ってきました。

"赤い輝き、ポインセチアでクリスマスを彩ろう!"
"冬の贈り物、華やぐポインセチアをお楽しみください!"
"クリスマスを彩る、美しいポインセチアをお届けします!"
うーん、やっぱりキャッチコピーはもう少し短いほうがいいかも…。
5文字減らして、15文字で考えてもらいましょう。
LINEなどと同じように、Chat GPTの答えに対してチャット感覚で返信しながら質問をしていきます。

15文字でも3つ考えてください。

"輝くクリスマス、ポインセチア贈ります!"
"ポインセチアで彩る、楽しいクリスマス!"
"クリスマスにはポインセチアの美しさを!"
さらにポインセチアの活用方法の文章も考えてもらいましょう。

ポインセチアの花の活用方法をお客様に伝えるキャッチコピーを100文字で3つ考えてください。ポインセチアがある空間を想像してワクワクできるものがいいです。

"ポインセチアの花々が家を飾る。贈り物やテーブルアレンジで、温かい雰囲気をお楽しみください。"
"ポインセチアが演出する素敵な空間。リビングや玄関で、その美しさを堪能しませんか?"
"ポインセチアの花がもたらすクリスマスの魔法。贈り物やデコレーションに取り入れ、喜びを共有しましょう!"
ということで、Chat GPTが考えた案の中から「良いな!」という文章を選んで、POPKITでデザインを作ってみました。

↑このPOPに使ったセット↑
クリスマスイラストパーツセット by あさいじょう
本来なら時間がかかるPOPの文章作成が簡単にできてしまいました。これはとっても便利ですね!
■ポイントは質問の仕方にある!
イメージ通りのキャッチコピーを考えてもらう際に重要なことが二つあります。
1.「誰が」「誰に」「何を」伝えたいキャッチコピーなのかを書く
2. 具体的な文字数や提案数は「どれくらいか」を書く

さらに、条件をもっと詳しくすれば、より目的にあったキャッチコピーが届きますよ。
チャットで会話するように、修正を依頼することができるので「もっとやさしい言葉にしてほしい」「文字数を○文字に変えてください」など、追加のメッセージを繰り返しながらよりイメージに近い文章に近づけていきましょう。
AIなら何度修正をお願いしても怒らないのもいいところ(笑)
そして、キレイな文章を作ることが目的ではなく、このPOPを見たお客様にどんな風に感じてほしいかをしっかり想像して、AIが出した中からそれを伝えてくれる言葉を自分でセレクトしてくださいね!
★Chat GPT活用 その2★
「イベント企画・告知内容を考えてもらう」
続いて、お店で開催するイベントの企画から集客チラシ作りのアイデアまで、考えてもらってみました!今度は、Chat GPTは「スーパーマーケットの社員」の設定です。

あなたはスーパーマーケットの社員で企画を担当しています。 週末に店頭で子供達が喜ぶ手作りのイベントをしたいと思っています。 アイデアを3つ出してください。

もちろんです!子供たちが楽しむことができる手作りのイベントのアイデアを提案しますね。
"デコレーションワークショップ:
週末には、店内でデコレーションワークショップを開催し、子供たちが自分のお菓子やクッキーをデコレーションできるようにします。アイシングや食用のデコレーションアイテムを提供し、子供たちが自分だけの美味しいアートを作れるようにしましょう。"
"フルーツカッティングショー:
小さな子供たち向けに、フルーツカッティングショーを開催してみてはいかがでしょうか?シェフが楽しい形にフルーツをカットし、子供たちもその技術を学びながら、美味しいフルーツを楽しむことができます。"
"ミニショッピングカートデコレーション:
小さなショッピングカートのモデルを用意し、子供たちにそれをデコレーションする楽しいワークショップを開催します。色とりどりのペイント、ステッカー、リボンなどを用意し、子供たちが自分のショッピングカートを飾ることができます。"
なんだか快く引き受けてくれました(笑)こういうところが親しみやすいですね。
この中で、「デコレーションワークショップ」を採用することにしました。
続けて、チラシ作成のアイデアも考えてもらいます。

デコレーションワークショップ を採用します。ワークショップを告知するチラシを作りたいのですが、お店に来たくなるキャッチコピー20文字と、イベントの説明文章を200文字で考えてください。

キャッチコピー: "子供たちの創造力が花開く!楽しいデコレーションワークショップ開催中!"
説明文: "週末はお子様と一緒にあたたかな笑顔とクリエイティブなひと時を共有しませんか?お菓子やクッキーをアイシングして、子供たちの個性が輝く作品ができあがります。作り方は専門のスタッフがサポート!家族での心温まるひとときをお楽しみください。
なるほどなるほど、いい感じです。さらに、チラシに入れるべき要素も考えてもらいます。

ワークショップのチラシに入れるべき要素はイベント内容説明の他にありますか?

はい、ワークショップのチラシには以下のような要素が含まれると良いでしょう:
■日時と場所:
イベントの開催日時や場所を明確に記載してください。曜日や具体的な時刻、店舗の場所などを把握しやすくしましょう。
■参加費用や条件:
もし参加費用がある場合や、特定の条件(例: 予約が必要など)がある場合は、それを明示しましょう。
■参加対象年齢:
イベントがどの年齢層の子供たちを対象としているかを記載することで、親御さんたちが参加の可否を判断しやすくなります。
…(以下略)
こういったことを提案してもらうことで、情報不足を防げますね。
さらに、デザインのヒントももらいましょう。

このチラシはどのようなデザインテイストで作ると良いでしょうか。色や雰囲気などアドバイスお願いします。

デザインテイストは目標とするイベントの雰囲気や対象年齢層に合わせて選ぶのが良いです。デコレーションワークショップの場合、明るく楽しい雰囲気が良いでしょう。以下にいくつかのアドバイスをまとめてみました:
■カラーパレット:
明るく華やかなカラーパレットが適しています。パステルトーンや明るいカラーを使用することで、子供たちに親しみやすい印象を与えます。イベントのテーマやお店のロゴカラーを取り入れると一貫性が生まれます。
■イラストやキャラクター:
チラシには子供たちが楽しむであろうキャラクターや可愛らしいイラストを取り入れると良いです。例えば、アイシングを楽しんでいるキャラクターが描かれていると、子供たちがワクワク感を感じやすくなります。
■フォント:
視認性の高いフォントを選び、楽しい雰囲気を醸し出すものに…(以下略)
うんうん、参考になります。Chat GPTにアドバイスもらった雰囲気で、POPKITの素材を使ってチラシをデザインしました。
というわけで完成!!

↑このチラシに使ったセット↑
イベント告知に使える!POPセット byPOPKIT 他
本来なら企画を考え、告知チラシを完成させるまですごく時間がかかるものですが、企画からコピー案、掲載内容案やデザイン案までAIにサポートしてもらったので、とっても効率的に作ることができました!考える時間が省略できたので、デザインに集中して時間が使えました。
【大切なこと】
AIはとっても便利だし、適当なプロンプト(指示)でも一瞬で作ってくれるすごい技術です。
ですが、ここが大切なところです。
AIはあくまでも補助。AIが決めたことがすべて正しいわけではありません。
最後に「この文章がいい」「このデザインがいい」と決めるのは自分自身です。
・そのPOPやチラシに書いている内容は、本当にお客様に伝えたいことですか?
・あなた自身の思考は、そこに反映されていますか?
・お客様が一目で見やすく、情報が整理されていますか?
思考を放棄したPOPは、確実に違和感としてお客様に伝わります。
AIを使った場合でも、お客様目線に立ってPOPの仕上がりをチェックしてくださいね。
【AIを使う際の注意点】
■誤った情報を出す可能性がある
特定の商品やサービスについての情報や文章が表示される際、誤った情報が表示されることがあります。
AIが出した情報が正しいか、最後にチェックするのは人間の役目なのです。
■商用利用にはまだ注意が必要
AIだけで画像生成して作ったPOPは仕上がりも華やかで感動しますし、街でAIで作ったPOPを見かけることも増えました。
しかし、少し注意が必要です。AIで生成された画像は、インターネット上のたくさんの画像を学習して作られています。そのため、学習データの権利関係や商用利用のルールが、まだ十分に整理されていない部分も多く、権利面で不安が残るのが現状です。
特にお店のPOPやチラシは「商用利用」にあたるため、もしトラブルになってしまったら…と思うと心配ですよね。
POPKITの素材はすべてクリエイターさんが描き下ろしたオリジナル作品で、商用利用もOKなので、安心してお店のPOPやチラシに使っていただけます。
「コピーはAIにサポートしてもらって、デザインはPOPKIT」
この組み合わせが、安心できるPOP作成方法かもしれませんね。
■機密情報を送らない
送った情報がAIの学習データになってしまう可能性があります。機密情報を入力することは避けましょう。
AIにチャレンジする気持ちは、とても素晴らしいことです。
あなたもぜひAIを活用してPOPを作ってみませんか?
※本記事は、2023年12月時点の記事を2026年4月に情報更新しています。サービス内容は変化することもありますのでご了承ください。